
opennet XF15 V23 バージョンアップ内容(概要)pdf
XF15
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- グリッド追加及び斜めグリッドや円弧グリッドの入力に対応縦・横の通常グリッドに加えて、斜めグリッドや円弧グリッドを追加できるようになりました。
斜め物件や円弧物件など構造図のグリッド形状、番付に合わせて、入力や加工(番付印字)ができるようになります。 - 2
- 2次断面入力に対応断面に対しての断面(2次断面)を表示して、入力ができるようになりました。
屋根勾配に沿って傾斜しているトラス間のつなぎ梁などの入力をより簡単に行うことができます。 - 3
- 単品パース表示に対応材属性から、その部材のパースが表示できるようになりました。
パースで加工や納まりが確認できますので、大変便利です。 - 4
- 距離測定機能を追加[入力]メニューに「距離測定」を追加しました。
材や金物同士のフェイス寸法やボルト・ピン間の寸法、ボルト・ドリフトピンの材端からの端あき距離などを計測することができます。
伏図モードだけではなく、3次元編集モード、断面編集モードでも距離測定が可能です。 - 5
- 3次元編集モードの機能拡張加工形状・金物形状の表示がよりリアルになり、複雑な納まりの加工も簡単に入力できます。
また、前述の距離測定機能も使用できるため、3次元上で距離を測定することも可能です。 - 6
- 断面編集モードの寸法入力を拡張フェイス寸法、フェイスーグリッド寸法配置時に金物、ボルト芯、ピン穴芯がヒットできるようになりました。
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- マスター変更時の変更内容適用を簡素化金物マスターやホゾマスターを変更した際、CADを再起動せずに変更したマスターが反映されるようになりました。
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- 物件データ圧縮保存・読込時に付随するマスターの保存・読込に対応物件データの圧縮保存・読込時に、金物マスターやホゾマスターも含めて保存・読込できるようになりました。
物件データ送付の際、個別にマスターを送付する必要がなくなります。 - 9
- 断面切断線内の要素の全レイヤ一括移動・コピーに対応断面切断線内に配置されている要素を全レイヤ分、一括で移動・コピーできるようになりました。
倉庫のトラスなどの同じまたは類似する断面が多い物件の入力効率がアップします。
回転連続コピーにも対応しており、コピー先ごとに断面の角度を2点ヒットで指定できるため、円弧物件などの入力をよりスムーズに行うことができます。 - 10
- 加工配置で端部の複数面カット入力に対応材端部が複数の材にあたる場合の当り面加工が決められるようになりました。
複雑な納まりも3次元編集モードを使うことでより簡単に入力が可能です。 - 11
- 梁受金物の材巾方向複数使いに対応1つの金物マスターで材巾方向に同じ金物を複数列設定できるようになりました。
材巾が大きな端部に複数の金物を横に並べて入力することができます。 - 12
- ダボパイプ、合掌下端パイプの入力に対応横架材端部及び横架材側面にパイプ接合の金物が入力できるようになりました。
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- 留め加工の入力に対応留め加工の入力ができるようになりました。
斜め物件や円弧物件などの横架材端部が斜めに取り合う入力が簡単になります。 - 14
- 仕口マスターによる欠取加工の入力に対応ホゾ仕口マスターに欠取加工を追加しました。
相手材がなくても、任意の欠取加工(L字加工)が入力できるようになります。 - 15
- 屋根の座標3点指示入力に対応屋根入力時に、頂点3点の高低差を指定して入力できるようになりました。
屋根の勾配や流れ方向が自動で決まるため、複雑な屋根形状でも簡単に入力することができます。 - 16
- 屋根面と干渉する材への加工に対応横架材と屋根面との干渉部分を小返し加工のように欠き取ることができるようになりました。
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- 垂木バードマウス加工、垂木軒先残り厚加工の自動生成に対応垂木欠きの設定が「垂木側」の場合に、垂木のバードマウス加工が自動で生成されるようになりました。
また、垂木の下端が「屋根残り厚領域」に合わせて欠き取りされるようになりました。 - 18
- 柱頭、斜め材への垂木欠き加工の自動生成に対応柱頭の垂木干渉部に垂木欠きを自動で生成するように対応しました。
また、垂木と斜めに交差する横架材にも垂木欠きが生成されるようになりました。 - 19
- 回転ホゾの入力に対応横架材と柱が平行ではない場合に、柱端部のホゾが回転できるようになりました。
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- 柱ホゾ仕口配置時の面指定に対応柱のホゾ仕口配置時に入力面を指定できるようになりました。
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- 渡り顎の対応加工拡張、左右形状個別指定、大入れ下面カットに対応横架材・柱材木口、壁CLTへの取り合い加工、登梁同士の渡り顎加工に対応しました。
また、渡り顎の大入れ・クリアランスを左右個別に設定できるようになりました。
上材となる登梁の渡り顎の大入れ下面に水平部を生成することも可能になりました。
※壁CLTの入力にはCLT入力オプションが必要です。 - 22
- 壁筋違・筋違配置時の加工面巾指定に対応壁筋違・筋違配置時に、端部2面カットの水平面または垂直面の寸法を指定できるようになりました。
指定した寸法に合わせて、壁筋違・筋違の配置時の角度が調整されます。 - 23
- 「穴」の入力に対応[入力]−[要素]に「穴」を追加し、設備用の穴加工が簡単に入力できるようになりました。
配置した「穴」と交差する場合は構造材・端柄材・合板など要素に関係なく、穴加工が生成されます。 - 24
- 金物の基準位置に欠き取り面を追加取付相手面を指定して金物を配置する場合、相手材の欠き込まれている面を指定できるようになりました。
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- 金物形状とスリット形状の別指定に対応金物マスターでプレート金物形状とスリット加工形状それぞれに対して、「取付面平行」「材直角」が選択できるようになりました。
登梁端部などで施工性を考慮して、金物形状は「カネ」、スリット形状は「タツ」といった入力が可能です。 - 26
- 金物属性での金物の変更に対応属性から金物を変更できるようになりました。
金物を配置しなおす手間が省けます。 - 27
- ホゾパイプのレベル変更に対応金物の属性でホゾパイプのレベルを変更できるようになりました。
ボルトや他の金物との干渉を避けるために、別のマスターを追加する必要がなくなりました。 - 28
- 端部ボルト接合入力時の相手材指定、座彫相手材指定に対応相手材が複数ある場合(凸加工など)、相手材を指定してボルト方向が決定できるようになりました。
また複数材が隣接している場合に、座彫相手材を指定して3本以上の材にボルトを貫通させたり、貫通させる材を限定することが可能です。 - 29
- 鉄筋接合エポキシ穴・水抜き穴の生成に対応鉄筋の金物マスターで、エポキシ穴・水抜き穴を設定して生成できるようになりました。
金物属性で向きなどを編集することも可能です。 - 30
- 金物はみ出しチェック機能、同一金物内の干渉除外設定の追加金物の材はみ出しチェックができるようになりました。
金物ごとにはみ出しチェックの対象にするか選択することができます。
また、ドリフトピンの引き寄せによりプレートとドリフトピンが干渉する金物などについては「同一金物内干渉チェック」の設定で、干渉チェックの対象外とすることができます。 - 31
- 断面編集モードで直交する梁受け金物の表示に対応断面編集モードで直交する梁受け金物とそのボルトが表示されるようになりました。
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- 材の配置レイヤ変更に対応既に配置されている材の配置レイヤを変更(母屋レイヤから小屋レイヤなど)できるようになりました。
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- 窓台・窓まぐさ・方立の自動生成に対応開口部に窓台・窓まぐさ・方立を自動で生成できるようになりました。
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- 合板受け間柱のピッチ配置に対応通常の間柱と合板受け間柱を指定したピッチで交互に配置できるようになりました。
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- 間柱への筋違当り欠き加工に対応間柱の筋違との干渉部に当り欠きが自動で生成されるようになりました。
筋違だけでなく、壁筋違でも当り欠きが生成されます。 - 36
- 端柄材の干渉チェックに対応端柄材が材干渉チェックの対象になりました。
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- 要素の端点移動機能を追加要素伸縮で配置されている要素の端点を移動できるようになりました。
材長方向だけでなく、任意の位置に端点を変更することができます。 - 38
- 材軸方向の角度指定回転機能を追加屋根に属していない横架材にも傾斜をつけることができるようになりました。
[入力]メニューの「材傾斜変更」から勾配のある間崩線に合わせて簡単に横架材を傾斜させることができます。 - 39
- 断面図奥側の隣接材の点線表示に対応断面図で隣接する奥側の材を点線で表示するようにしました。
隣接材の確認がしやすくなります。 - 40
- 入力要素カテゴリーの細分化要素選択のメニューに「端柄材」「合板」「CLT」「ログ」「計算」の要素カテゴリーを追加しました。
追加されたカテゴリーに合わせて要素を分けました。
※「合板」「CLT」「ログ」「計算」は各CAD、オプション導入時に表示されます。 - 41
- 構造材・端柄材の別積算に対応木材積算時に構造材と端柄材を分けて積算できるようになりました。
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- 伏図、断面図の表示/印刷フォント選択に対応表示設定マスターで「メイリオ」「MSゴシック」からフォントを選択できるようになりました。
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- 符号設定の一括変更および登録機能の拡張一括変更メニューから入力されている材の符号を一括で変更できるようになりました。
また、初期設定の符号設定で登録した内容をコピーして、表計算ソフトやテキストファイルなどにペーストできるようになりました。 - 44
- 符号データの出力に対応符号が材属性データの備考に出力されるようになりました。
※フンデガー加工機I/Fのみの対応です。 - 45
- ラミナー面基準のデータ出力に対応CADで入力した柱材のラミナー面に合わせて、I/Fデータの加工面を回転するようにしました。
加工時に材料の投入方向が一定になるため、工場作業者の作業効率がアップします。
※フンデガー加工機I/Fのみの対応です。 - 46
- 詳細加工図の表示改善金物マスターで、ボルト・ドリフトピン・パイプなど、実際に加工する径を設定できるようになり、その加工径で詳細加工図に表示することが可能になりました。
上記に合わせて、座彫の加工径も詳細加工図に表示されます。 - 47
- 属性注記の入力、属性注記グループ印刷に対応構造材、端柄材、合板に属性注記(スタンプ)配置できるようになりました。
配置した属性注記は、加工図、詳細加工図の帳票とペーパーレスデータに出力されます。
また、属性注記のグループを指定して印刷が可能です。
※ペーパーレスデータ出力は、ペーパーレス・ネットワーク・パースシステムオプションが必要です。 - 48
- 印刷要素の選択に対応加工図・詳細加工図印刷時に、印刷要素を選択できるようになりました。
印刷要素のマスターに登録することもできます。 - 49
- 印刷名称の指定に対応加工図・詳細加工図印刷時に、任意の印刷名称を指定できるようになりました。
指定した名称で帳票が出力されます。 - 50
- 断面編集モードから右クリックでの詳細断面図印刷に対応断面編集モードの右クリックメニューに「詳細断面図印刷」を追加しました。
表示されている断面の詳細断面図を印刷することができます。 - 51
- XSTAR読込時の金物連動を改善XSTARの物件を読み込んだ際、XF15の金物マスターで一致する金物名称がない場合でも、XSTARの金物名称をそのまま読み込みできるようになりました。
加工生成実行時、XF15側でマスターを追加しなければならない金物名称がわかるようになり、マスター追加後、再度加工生成を実行することで加工が決まるようになります。
※XSTAR読込にはXSTAR読込オプションが必要です。 - 52
- 床・屋根CLT端部の加工配置に対応床・屋根CLT端部の相手材を指定して面止めにできるようになりました。
※CLTーCADが必要です。 - 53
- 柱、壁CLTの到達階表示に対応現レイヤの材に到達している下階の柱、壁CLTが表示されるようになりました。
※壁CLT表示にはCLTーCADが必要です。 - 54
- 詳細断面図で直交するCLT壁の表示に対応詳細断面図で直交している壁CLTが点線で表示されるようになりました。
※CLTーCADが必要です。 - 55
- ログ材寸マスターの複数登録に対応ログ材寸マスターを複数仕様登録できるようになりました。
仕様単位でマスターのインポート/エクスポートを行うことができます。
※ログハウスCADが必要です。 - 56
- 無目開口の指定配置及び属連に対応開口部配置時に無目開口の指定に対応しました。
また、無目開口の有無は属連での変更も可能です。
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